“二十代の志し多き頃、バンコクで一軒の宝石店に入りました。店内には裸石のバイヤーがおり、その姿に興味を持った私は、いつの日か一粒の石からジュエリーデザインを起こしてみたいと思うようになりました。デザインのみならずあらゆる点でクオリティーの高い作品を制作したいとの思いから、アメリカ宝石学会(G.I.A.)で宝石学の勉強を始めました。
カルティエ東京本社に入社し、同グループ内の高級時計・宝飾ブランドの「ピアジェ」などの日本法人設立の仕事に携わるうちに、婚約者とのエンゲージリング選びの時期が訪れました。一流の海外ブランドや国内宝飾店など探し求めましたが、二人にとっての「運命のリング」には出会えず。そんな頃、オーナーが素材の目利きで知られている、オーダージュエリー店「横濱 サムサラ」と出会いました。素人の婚約者でも感動するほどの美しい一粒のダイアモンドと出会い、この「運命のダイアモンド」を素材として、初めて自分でデザインした婚約指輪が生まれました」。
そのオーダージュエリー店との業務提携により、より一層こだわった質の高い素材とデザイン、後々までのきめ細かいサービスが可能となりました。同店は、日本全国25,000店の宝飾店の中から、カルティエ・ティファニーなどと共に2002年度「全国60優秀店」に選ばれたほどの実力派です。デザインのみならず、お客様にとっての「運命の石選び」も私共にお任せください。
デザインに当たり、女性にとって長年続く家事や育児を考慮した「耐久性、着け心地、安全性」、石の「角度、プロポーション、美しさのバランス」など考慮しました。
「特別な記念日に、特別な人へ特別なジュエリー」を。皆様の大切な「祝福の時」のお手伝いをしたいと心より願っております。”
スチュワート麻紀子